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【試合レポート】第35節 GAME1 2025年4月26日(土) vs.茨城ロボッツ〔HOME GAME〕


【試合レポート】
りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第35節 GAME1
2025年4月26日(土) vs.茨城ロボッツ

 
りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第35節 GAME1
日  時
2025年4月26日(土)
会  場
越谷市立総合体育館
ホーム / アウェー
ホームゲーム
 

試合結果

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
越谷 4 12 14 20 50
茨城 30 18 4 8 60
 
 
 

ゲームハイライト

   
     

試合後コメント

安齋 竜三 ヘッドコーチ

   

明日のホーム最終戦でプロとしてのプライドや感謝の気持ちを表現できるかどうか。  
今日のようなことが起こってしまうということ自体が、プロとして責任を果たすチームをつくれていなかったということ。
成熟したチームをつくれず申し訳ないとしか言えない。

   

試合総括

総括も何もないですけど、最悪な前半、入りから本当にエナジーも遂行力もすべて茨城さんの方が全然上だったっていう始まりで、 ずっとここ(会見)でも今シーズン言ってきましたし、選手たちにも言いましたけど、本当に今シーズン変わんなかったなっていうのを1番感じたゲームだったし、今シーズンずっと応援してもらった、アルファーズのファンの方々に対してはどう思ってるのかなっていうのは、正直ハーフタイムでも言いましたけど、僕から言えるのは、本当に申し訳ないっていうことしか、言えないっていうか、そういうゲームだったなっていう感じですかね。
明日、今シーズンのホーム最終戦なんで、プロとしての、本当に同じことしか言ってないですけど、プライドとか、感謝の気持ちとか、そういう部分を明日表現できるかどうかっていうところになるのかなと思います。

 

今季 安齋HC自身はメンタルや重圧をどのように消化してきたか

言い方は難しいですけど、あんまり勝てないチームの典型なのかなっていう感じを受けましたね。
僕が変えられなかったっていうのも1つあると思うんですけど、僕自身のメンタルとか、そういう部分は、昔からそうですけど、僕自身こういうところにいられる存在だと思ってなかったんで、毎試合こうやってたくさんのファンの人が来てくれる中でバスケットができるっていうのは本当に幸せなことですし、だからそこに対してチームとして何かを感じてもらえるようなゲームをするのが僕らの責任だと思っているので、それが今シーズンなかなかできなかったっていうところ。
難しいのは当たり前にわかってます。B1はそんなに簡単に良いゲームできるようなレベルじゃないと思うし、そういう中でも、もうちょっと良いチームに今の時点ではなっていたかったっていうのが、自分のあれですかね。
別に勝ち負けとかっていうよりも今日みたいなことが起こってしまうっていうこと自体が、そこをつくれてなかったっていうところなんで、それで感じ方は皆さんそれぞれなんで、ファンの方がどう思ってくださっているか、ちょっとわからないんですけど、総じて本当に今シーズンはちょっとこのぐらいまでしか、チームが成熟していけなくて、ちょっと申し訳ないなっていう感じの一言ですかね。

 

安齋HCが今まで関わってきたチームとは違う状況だがその中で変わったものや新たに生み出たものはあるか

難しいですね。そこの明確なものっていうのが出てないから、多分こうなってると思うんですけど。 求めるものっていうのは、変えられない、正直、僕自身は。
変えてしまったら、そのレベルまでしか上がらないと思ってるから、そこについてこれるかどうかっていうのが一人一人のプロとしてのプライドだと僕は思ってますし、昔の話ですけど、僕がブレックスにいたのは。そういうところで培ってきたりだとか、経験してきたこととかっていうのをこのチームに還元しなきゃいけないと思ってるんで、そういう意味では僕がやっていることも自分自身では信じてはいます、はい。正直。
今シーズンもいっぱい考え方変わりましたし、関わり方も変えようかなと思いましたし、変えた部分もありますけど、変えたところで何も変わんねぇなっていうのがまず1つあるんで、そこがちょっとブレてしまった、ブレてしまったというか、合わせようかなっていうのがあったのが、今現在のこの結果なのかなっていう。
僕自身も突き抜けて、ずっと厳しくいきまくって、ついてこれないやつはしょうがないっていう状況でやってたら、もしかしたら違ってたかもしれないし、もっとひどくなってたかもしれないし、結果わかんないですけど、この今が結果なんで、成功ではないなっていう感じですかね。

  

応援してくれる方々やジェフへの思いがプレーに出てこない、
そういう組織を僕がつくってしまったということがホーム最終節で露呈したことが恥ずかしい。

   

1Qの入りが良くなかった理由は何だと思うか

 

思いがないんじゃないですかね、としか言いようがない。
みんな感じてるじゃないですか、ジェフに対するリスペクトだったり、ジェフも今日含めて4試合で引退っていう状況だったり、今シーズンこれだけお客さんに入ってもらえるようになって、応援もずっとしてもらって、前半ですら野次みたいなことが一切なく、もっと頑張れとか、みんなで声出せとかっていうのを言ってもらってて、僕は1人でベンチで座ってたんで、こいつ何やってんのかなって思ってる人いっぱいいると思いますけど、本当に恥ずかしかったですね。
僕自身もプライドはもちろんあるんで、こういうチームをつくろうと思ってつくってるわけではないし、ファンに対してとか、スポンサーさんとか、地域に対しての思いだったり、思い入れとか、ジェフに対する部分とかっていうのが、出てこないっていうのは、自分のことしか考えてないんじゃないかなっていうことしか、僕の見解としてはないですね。
何回かこのシーズンでも、僕も試合前とかに言ってますけど、その時だけはそういう感じになるけど、結局それが続かないっていうのは、本当に思ってないんですよ、僕からすると。
だからそういう思いの薄さみたいなのがうちのレベルのチームになってしまうとすごい出てきてしまって、結局自分のことだけ自分がうまくいってる、いってないとか、自分疲れた、疲れてない、辛い、そんなので自分のベースを変えてしまうというか、ようなチームっていうのが今シーズンずっとあると思うんで、本当に気持ちがあったら絶対もっと良いゲームできてると思うんですよ、絶対。
そういう気持ちがないっていうのが露呈された状況だったんで、僕はファンの皆さんにも本当に申し訳ないっていう、こいつらは自分たちのことしか考えてないんだなっていう。 で、そういう組織を僕がつくってしまっているっていうのが、このホーム最終節で表れたっていうところが恥ずかしかったっていうとこですかね。僕がどう言ったらそうなるのかっていうのは今シーズン本当に分からないまま結局ここまで来て、終わってしまうっていう状況なんで、そこは本当に何とも言いようがないですっていう感じなんですよね。
 

 

今シーズンは降格がない状況も影響していると思うか

全然あると思います。それもあるし、チャンピオンシップ。僕、この間も言いましたけど、チャンピオンシップとかに出ないの僕初めてで。コーチとして、アシスタントからずっと出てたんで、出られない状況のチームのモチベーションの上げ方とか、でもそんなの一人一人プロなんだから、自分のアピールでもあるわけじゃないですか、次のシーズンどうなるかもわからない、全員、僕も含めて、っていう中で、そういうところがどっちかっていうと強い方にいくっていうよりは弱い方、逃げの方にいってしまう組織だっていうところがちょっと寂しいっていうのがありますよね。
難しさはもちろんあって、でも、そんなこと言ってられないですよね、正直。こんだけ応援してもらってんのに、お金払って観に来てくれてるっていう感覚があるのかなっていうのは前半感じましたね、すごく。 結局、後半頑張ったとかっていう話じゃないじゃないですか、正直。
そんなの観に来てねえよっていう。僕らもそれのために準備したんじゃないよっていう。そこは一人一人のそういう考え方とか、考え方をまず変えなきゃいけなかったのが変えられなかったんですけど、そこを明日は本当に変えてほしいし、ファンとか、ジェフのために、ジェフが本当にこのチームで終わっていいのかなって、僕はずっと思ってますけど、正直本当申し訳ない、ジェフには。支えてもらってるとかっていうのがないのかなっていう感じですよね、僕からすると、ジェフにめちゃくちゃ支えられたシーズンだったし、もっと終わり方気持ちよくというか、やりきって終わってほしいっていうのは、僕はジェフとの関わりが長い、対戦相手でもありましたし、同じチームでもずっと戦ってきましたし、ジェフの気持ちもめちゃくちゃ理解してるんで、そういう気持ち出さなかったら、プロやめたほうがいいです、正直。 普通にどっかでバスケやってりゃいいんじゃないですかっていう僕の感覚ですね。
多分そういう選手が世の中にはいっぱいいるんだろうなっていう、実際。そういうのが今シーズンの発見、って言ったらあれですけど、そういう選手をどうしていくかっていうのを僕は今後コーチングとしてやらなきゃいけない、見つけなきゃいけないなという感じですね。

   

選手たちには将来、今後もある。今シーズンで終わりじゃない。だからこそプロとしての姿勢、責任をわかってほしい。

   

2Qの選手のプレータイムについて

スタートの5人が恥ずかしい、出だしからそういうものが持ってない入り方だったんで、そこは責任取らせようと思ってました。
僕、どっちかというとそういうタイプなんで、いっぺんに変えたりもしますけど、それで結局流れ変わらなかったら、元々責任持ってるやつらをそこに出して、2Qほぼ変えなかったんですけど、そこが責任ですよね。実際こっち側じゃないよっていう、お前らがそれ作ったんでしょっていう意味で、それをどうにか責任、どう変えられるかっていうのを見せろっていう。そういう意味でプレータイムが長くなっただけです。

 

試合前のアップから少し緩んでいるようにもみえたが

わかんないですけどね。僕は基本的に試合の直前でしか中に入らないのであれですけど、でもそう思われている人、多分いっぱいいると思います。本当にそういう正直な意見言っていただくと「お前ら、わかれよ」っていう。そういうの見られてんだぞっていう。 これは声を大にしても選手たちには将来、今後もあるから、今シーズンで終わりじゃないんで。お前らわかれよっていう、本当に。プロってそういうものも全部見られてて、僕らプロの組織で働いている人間全員(選手に限らず)そうだよっていう。 このチームに関わっている全員が、そこは本当に全員がわかんないと変わっていかないです。このクラブ自体も変わっていかないと、僕は思います。

   

ジェフ・ギブス選手

   

コートに立つときは、100%全部出し切るのが僕の中でのバスケットに対する姿勢。
今の若い選手たちも常に100%出し切れるようやっていってもらいたい。
今44歳でもルーズボールにダイブしたりとか、ボールを絶対取りに行くという考え、姿勢は常に持っている。
若手選手にはもっと頑張って100%出し切ってほしい。

   

試合総括

多分皆さん見て分かっていたと思いますけど、やっぱり1Qがすべてを物語っていると思いますし、茨城さんのエナジーというのが出だしからあり、30-4っていう1Q目の得点が響きました。
ハータイム中に、チームメイトたちと後半はもっと力強くプレーしないといけないっていう話をした上で、後半は悪くはなかったんですけど、最初の1Qの差っていうのが埋められなかったっていうのが、結果的な今日の試合の出来事だったと思います。

 

入りが課題となることが多いが、ギブス選手が入りで意識していることは

やっぱり努力が大事だと思いますし、よくチームに「今日上げていかないといけないよ」というふうな話はしますけど、それをやるかやらないかっていう、その意識だったり、その姿勢があるかで変わると思いますし、試合中でも常にチームメイトに言ってることなので、本当にその努力が最初から持っていけるかっていうところだとは思っています。 今日みたいな試合に対しては、もっと試合前にチームメイトにテンションを上げさせるではないんですけど、もうちょっとそこのコミュニケーションをしながら、試合の入り方からもうちょっと意識できるように持っていきたいなとは思います。

 

アルファーズに残していきたいものは

僕自身で言えることは、コートに立つときは、100%全部出し切るっていうのが、僕の中でのバスケットに対する姿勢なので、今の若い選手たちには100%出し切ってもらう、そういうことを今後やっていってもらいたいなとは思います。
僕も今44歳で、ルーズボールにダイブしたりとか、ボールを絶対取りに行くって、その考え方、その姿勢は常に持っているので。 他の若手は20代真ん中あたりなので、そういうところをもっと頑張って100%出し切ってもらいたいなとは思います。

 

日本のバスケットのフィジカリティも上がっていると思うが
非常に強いフィジカルを武器とする分フラストレーションを溜める場面も多いのではないか
ファウルの基準についてどう感じているか

ここちゃんとここを答えないと後々痛い目にあうかもしれない(笑) 僕自身はやっぱフィジカルな選手ではあるので、それは絶対変わらないと思うんですが、 昔1回言われたのが、ジェフのその強さによって、どう笛を吹いていいかまだわからないと。やっぱり普通の人だったらもしかしたらファウルかもしれない、反応を見てファウルを吹く人たちもいるかもしれませんが、ジェフの前だったらあ、大丈夫かなっていう、ちょっと(別の)基準が生まれているっていう。 審判には3-4回も掴んでるよとか押してるよとかっていうのを何回か伝えないと吹いてもらえなかったりとかあるので、ジェフなら大丈夫っていう判断もあったと思います。 ここ数年は特にそうやってよく吹かれる可能性があるっていうことで、フィジカル面をちょっと抑えたり、チームに迷惑かける、オフェンスファウルやチャージングを取られないために、自分のフィジカルの部分をちょっと抑えたプレーをしたり、スクリーンの強さとかもちょっと抑えたりとかの工夫はしてはいるんですけど、 反応で、そこはフロッピングなのかもしれないし、そこはわからないですけど、そういうのを目にして、笛の鳴り方がちょっと変わったりもするので、そこを様子見ながら、ちょっと気にはしながら、プレーしていたっていう部分はあります。

 

リーグ全体のフィジカルも上がっているか

最初、15年前に日本に来た時には、まだ外国選手がチームに2名しかいなかった時代だったので、その時と比べたら、明らかにフィジカルになってますし、今は3人いますし、日本人ガードの選手たちもフィジカル面が上がってきたので、そういう意味で本当この15年間すごい成長したなとは思います。
元アメフト選手としては、このフィジカリティは好きなので、全然問題ないです。