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【試合レポート】第36節 GAME2 2025年5月4日(日) vs.宇都宮ブレックス〔AWAY GAME〕
【試合レポート】
りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第36節 GAME2
2025年5月4日(日) vs.宇都宮ブレックス

- 節
- りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第36節 GAME2
- 日 時
- 2025年5月4日(日)
- 会 場
- 日環アリーナ栃木
- ホーム / アウェー
- アウェーゲーム
試合結果
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
宇都宮 | 23 | 21 | 21 | 18 | 83 |
越谷 | 20 | 7 | 24 | 18 | 69 |
ゲームハイライト
試合後コメント
安齋 竜三 ヘッドコーチ
ジェフの現役の最後を一緒に戦えたことは僕自身幸せだった。
1シーズン辛いことも多かったと思うが、最後まで戦ってくれた選手たちに感謝したい。
この苦しい中で戦った仲間は生涯ずっと仲間だと思う。
伝え続けた自分たちのプロとしての役割を理解してくれたらありがたい。
試合総括
最終戦ということで、選手たちは本当に1シーズン、辛い時期もたくさんあったと思うんですけど、最後までしっかり頑張って、やりきってくれたなと思いますし、
どういう状況の時も、ファンの皆さんとかスポンサーさんがずっと応援してくれたんで、
僕らはそこに対して、しっかり仕事として、何か返していけるようにっていうところで、全員頑張れたんじゃないかなと思いますし、
その中でもLJ(・ピーク)はね、60試合全部出てくれて、
ティム(・ソアレス)も、この2試合来られなかったんですけど、彼も58試合出てくれたというところは、このチーム状況が、途中から本当に苦しくなった中でも、本当感謝してますし、本当に助けられたなと思います。
最後に、ジェフ(・ギブス)と同じチームで、彼の現役の最後っていうのを一緒に戦えたということは、僕自身も幸せでしたし、
本当にジェフから学ぶことはたくさんあるんで、そういうのを今後のバスケット生活にも活かしていければいいかなと思います。
B1初年度60試合を戦い終えての振り返り
カイ・ソットの怪我とか、色んなことがあって、なかなかチームビルディングというのをつくりきれなかったっていうのは正直なところですね。
でも本当に先ほども言いましたけど、どういうゲームでも、ファンの皆さんがずっと声援を送ってくれて、そこには本当に助けられましたし、
そういう人たちがいる分、僕らはバスケットで何かこう、示していかなきゃいけないし、やりきらなきゃいけないっていうところを、
僕は僕のやり方で、本当に選手たちは結構苦しかったと思いますけど、厳しくやってきて、
何か、今日のゲームもそうですけど、今後のバスケット人生もそうだし、社会人としてもそうだし、僕らの役割みたいなところをしっかり選手たちが理解してくれればありがたいなと思いますし、
そういうね、この苦しい中で戦った仲間っていうのは、生涯ずっと仲間だと思うんで、
本当に最後まで戦いきってくれた選手たちには本当に感謝します。
ギブス選手のラストゲームをアウェー宇都宮で迎えた気持ちは
本当にね、なんていうのかな、
ジェフもブレックスから出てから、B3とかも経験して、年々またB1に上がってきたりとかっていうところで、
昨シーズン渋谷でかなりプレータイムもあって、それで身体もかなり、何ていうのかな、僕がB2で戦った時より、また昔に戻ってきたなっていうような状況があって、
今シーズンも本当にね、出だしからこう、そういうメンタリティーだとか、やりきる力とかっていうところをすごい示してくれたんで、
そこは本当に僕にとっても、理解してくれる選手が中にいたっていうのはすごい助かりましたし、
うん、本当にね、この日本のバスケットに相当貢献してきた選手の一人ではあると思うので、
違うチームでも柏木(真介)とかも、引退するっていうのは表明してますけど、
やっぱりそういう、ここまでの、バスケット界になるために、その前の時代から日本のバスケットを引っ張ってきてくれた一人だと思うので、本当に僕はもう感謝しかないなっていう感じですね。
昇格初年度のチームの指揮をとる苦難があったと思うが、達成感のようなものはあるか
達成感は正直ないですね。
僕はね、そういうなんて言うのかな、うん。まあ、プレーオフ(チャンピオンシップ)とかに出るようなチームにいさせてもらったっていうのもあるし、
やっぱりそこで戦いたいっていうのもあったりとか、
自分のコーチとしてのプライドみたいなのも、
B2から上がってきたチームっていうふうに見られると思うんですけど、僕はそう見てほしくなかったっていうのも、
そう見られないように、どうチームをつくるかっていうのが、まあ本当に最初から思ってたことだったんですけど、
でも、やっていくうちにやっぱりね、色んなことがあって、自分のやり方もどうなのかなとかっていう時もありましたし、
まあでもね、やっぱり今日のブレックスの選手たち、あいつらがやり続けていることっていうのを、そうじゃない選手たちに伝える責任も僕にはあると思ったんで、
基本的には本当にそういう厳しさみたいなところを常に続けていったんですけど、
結果としてね、そこまでチームをつくり上げられなかったっていうのは、まあ僕自身からすると、達成感はないですし、
まあ、失敗か成功かはもう周りの人が判断すると思うので、
僕はそこはあれですけど、達成感自体は、正直言ってないですね。
※質問終了後、安齋HC自ら伝えたいこととしてお話させていただきました。
さっき引退の話ありましたけど、
レフリーの片寄(達)さんが今シーズンで退くっていうのを聞いて、
昨シーズンも、東さんもそうでしたけど、
僕、片寄さんとは本当に小さい頃からレフリーやってもらって、
そういう方々がいるからこそ、やっぱこのバスケット界もこうやって大きくなっていってると思うので、
本当に片寄さん、最後チャンピオンシップ、吹くと思うんですけど、最後まで怪我せずにやってほしいなと思いますし、
長い間、レフリーってね、僕もすぐレフリーに言っちゃうっていう、皆さん承知のところあると思うんですけど、
そういう中でも本当にリスペクトしてますし、
そういう職業、職業というか、レフリーっていう難しいところを常にやり続けてくれた片寄さんには本当に感謝します。
ジェフ・ギブス 選手
15年間、日本でバスケットをやってこられて、日本のバスケットボール、リーグの素晴らしい成長を実感できた。その一員になたことは本当に嬉しかった。
これからも成長は続くと思う。ファンの皆さんも応援するチームを応援し続けて、一緒にバスケットを楽しんでほしい。
試合総括
昨日の試合よりは強度高くやらないといけないということは全員分かっていたと思うんですけど、
出だしは良かったんですが、途中で、7点しかとれなかったクォーターもありましたけど、
さすがブレックスさんだなとは思うところがあって、
さすがトップチームっていう姿をみせてくれたので、これからのチャンピオンシップ、本当に頑張ってもらいたいです。
引退について
15年間、日本でバスケットをやってこられて、
その15年間の中、日本のバスケットボール、リーグが徐々に成長してきたことを実感できて、素晴らしいことだなと思いました。
その一員になれたことは本当に嬉しかったです。
これまで所属してきたアルバルク、ブレックス、長崎、渋谷、そしてアルファーズ、
こんなに長くやってこられたことには本当に感謝しかありません。
まだ今日で引退というのも実感はないんですが、数日したらもしかしたら実感するのかもしれません。
ラストゲーム、素晴らしいパフォーマンスだったが改めて振り返って
21年間プロ生活を送ってきて、今日の目標の一つは、怪我せず最後の試合を終えるということで、
あと自分の目標だったのが、21年間プロだったので、21本シュートを打とうと決めてたんですけど、
16本しか打てなかったので、ちょっと足りなかったですけど、
楽しく最後を終えられたので良かったなと思っています。
竹内選手とのマッチアップについて
楽しかったです。
竹内選手は日本での一番長いチームメイトでもあって、8年間チームメイトだったので、
彼と最後ああやって1対1の場面をできて、本当は何もする予定はなかったんですけど、
でもああやって最後得点できたのは嬉しかったです。
試合前田臥選手から花束を受け取ったが、セレモニーの感想と、何か交わした言葉があったか
セレモニーをやってもらって本当にありがたかったです。
自分自身は謙虚なので、ああやってセレモニーをやってもらうのは慣れていないというか、
どう思っていいのか分からなかったんですけど、
やってもらって本当に嬉しかったなという率直な思いがありましたし、
田臥選手からは「本当にお疲れ様、長いキャリアお疲れ様」っていう一言をもらって。
試合後、この会見の後ちょっとまた話そうかなとは思ってはいますけど、
本当にあの、正直に言うと、今日試合に出て欲しかったです。
44歳、同級生で、もう1回マッチアップしたかったなとは思いました。
改めてブレックスの思い出は
ブレックスに加入した時は、渡邉選手や遠藤選手、ロシター選手、古川選手、田臥選手っていう、中心選手で集まって、家族のような文化がもう出来上がっていたので、
そこに竹内選手と同時期に入って、素晴らしいチームの一員になれたっていうのがあったんですけど、
お互いがこれからどうやってプレーしていくのかなとか、そういうのがあった中、
最初はお互いどういうプレーが好きなのかなっていうのを探り合う部分もありながら、シーズンを通して本当にそれがうまくいくようになって、その勢いであの年は優勝までいったので、
本当にいろんな思い出深い一年だったなと、
一年だけじゃなくて、在籍した時間で本当にいろんな思いがあって特別な場所です。
バスケット界も随分変わったと思うが、バスケットファンに伝えたいメッセージは
僕自身が最初来た時から比べると、本当に成長したバスケット界なんですが、
毎年成長して良くなっているので、これからも成長が続くと思いますし、
Bプレミアも始まりますし、
僕の友達、海外でプレーする友達も、
日本に行きたい、日本でプレーしたいっていう友達も本当にいっぱいいるので、
ファンの皆さんも応援するチームを応援し続けて、一緒にバスケットを楽しんでいただけたらなと思います。
ブレックスでプレーした試合で印象的なものがあれば
一番印象深いのが、Bリーク初年度の決勝戦の試合です。
確か4クォーター目で16点負けていたんですけど、
4クォーターで自分で16点取って、負けてるってことで、自分が支配して、この試合なんとしても勝つぞっていう、その意気込みで16点を取って、
その試合でアキレス腱を切ってしまったっていうのもあるんですけど、
やっぱその勝ちからブレックスに新しいカルチャーが積み上がってきて、
そこから毎年強くなって、今のブレックスに至ってると思うので、本当にあの試合が一番印象深いです。
今日も全部出し切った。
毎回、全部絶対出し切るぞという意識を持ちながら常にコートに立っている。
その意識は、今のうちの若い選手たちにもいつも伝えている。
昨日の記者会見で遠藤選手と渡邉選手がジェフ選手のことをヒーローだと話していたがそれを聞いてどう感じるか
渡邉選手からいつもそういうふうに言われてはいるんですけど、
年に何度か、誕生日におめでとうとかっていう一言とかをやり取りしてる中で、
いつも「ヒーローだよ」って返信が来るんですけど、
遠藤選手もそうですし、大好きな2人でもありながら、最高のチームメイトでもあったので、
そうやって思ってくれるだけで本当に嬉しいです。
以前、プレーをする上で大事なことは何かと聞いた際、試合前に「すべてのリバウンドはお前のものだ」「誰もお前を止めることはできない」「誰よりもハードにプレーしよう」という3つを自分に言い聞かせていると言っていたことが印象的だったが、実際そういうプレーをしていたと思う。
すべてをコートに置いてきたと感じるか
今日も全部出し切ったと思いますし、
毎回コートに立つ時は、全部絶対出し切るぞっていう意識を持ちながら常にコートに立ってるので、
今のうちの若い若手選手たちにもいつも言うのが、全部出し切る、コート上で。
いつ最後になるかわからないけど、悔いのないように全部出し切る。
ということです。
今日もエナジー高くそれをできたとは思っています。