【試合レポート】第8節 GAME1 2024年11月9日(土) vs.横浜ビー・コルセアーズ〔AWAY GAME〕
【試合レポート】
りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第8節 GAME1
2024年11月9日(土) vs.横浜ビー・コルセアーズ

- 節
- りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第8節 GAME1
- 日 時
- 2024年11月9日(土)
- 会 場
- 横浜国際プール
- ホーム / アウェー
- アウェーゲーム
試合結果
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
横浜BC | 18 | 16 | 17 | 21 | 72 |
越谷 | 25 | 22 | 12 | 21 | 80 |
ゲームハイライト
試合後コメント
安齋 竜三 ヘッドコーチ
応援してくださっている皆さんに2連勝を届けられたことは良かったが、質の高いバスケットには程遠く、改めて危機感を感じた。
試合総括
水曜長崎戦をホームで良いゲームができて、アウェーに乗り込んできたんですけど、
なかなかアウェーでの勝利とかっていうのも、そもそも勝ちっていうゲームすらも、応援してもらってる皆さんに見せることが少なかったんで、
2連勝できたっていうところは、今日もたくさんアルファメイトの皆さんにも来てもらいましたし、バスケットLIVEでもたくさん応援してくれていると思うんで、そういう方たちにとっては勝ちゲームを見せられて良かったなっていう感じですかね。
内容的には良い部分もありながら、
まだまだ本当に、何て言ったらいいかわからないぐらいの感じのときもありましたし、
本当に自分たちがやるべきことや、やってきた、準備してきたことを常に出そうとするっていう意識のもとにもうちょっとバスケットをしないと、質の高いバスケットにはもう全く程遠いようなバスケットなんで、
そこを早く学んで、常にそれを意識しながらコートに入ったり、ベンチで見てたりとかっていう組織になっていかないといけないなっていう危機感をまた感じました。
何と言ったらいいかわからない感じというのはセンター陣へのパス等の部分か
もちろん今言われたように簡単なターンオーバー、
ターンオーバーがリーグでも一番多いぐらいのチームなんで、そこにターンオーバーしてる理由っていうのを自分たちがわかってるかどうかっていうのは、僕は結構不思議なんですけど、やっぱポストフィードするときとかっていう基本的なファンダメンタルっていうのが、持ってて当たり前だとは思うんですけど、ゲームになるとそれすらもなくなってきたりとかっていうのもありましたし、
あとは今日前半、ティム(・ソアレス)がかなり3ポイントも決めてる状況とか、
あんまり言うとあれなんですけど、
自分たちがホットな状況というか、狙いどころが結構明確に出てたにもかかわらず、そこを狙わないでもうただやってるだけのオフェンスを繰り返して、相手に流れを少し渡すっていう、
こないだの仙台とのGAME1の試合と同じような展開をまずやったりとか、
ゾーンオフェンスも、外からボコボコ打ってるだけで、しっかりずれを作ってるとか、もうちょっとインサイドにパス入れてから打つとかっていうところとかの考え方がないっていうところが僕にとってはそういう何とも言えないところっていう。
ファンダメンタルだと思うんすよ。もう小学校からずっとバスケやってるんだから、っていうところです、はい。
第3Q流れが悪い時にカイ・ソット選手もアクシデントがあり出られない状況だったと思うが、そこを打開するためにやったことは
まずは(井上)宗一郎のステップアップが欲しいっていうところが、あいつとは最近コミュニケーションも取ってて、日本代表にもまた呼ばれていってるんで、やっぱあいつ成長しないといけないっていうのを本人も十分わかってる中で、良い部分も出てきてはいるんですけど、
結局前半も、ファウル使えるとこで使わないで簡単にやられたりとか、
その本当に1個、やられたからとかっていうわけじゃなくて、やられる可能性があるんだったらそこ使ってもいいんじゃないとかっていうバスケットIQというか、
そういう部分を宗一郎にはもっと持って欲しいなって思うんですけど、
だからそういう中でどこにアドバンテージをこっから作るかなっていうところでも、ローテーションとかもいろいろ変えたりとか、
LJ4番にしたりとかしましたけど、
そういう感じになったっていうところで、タフショットを決め切ってくれたんでね、何とか逃げ切れたっていうところだと思います。
もっと良いバスケットを見せたいし、もっと良いチームになりたい。
長崎戦の勝ちから今日までのチームの雰囲気は
負けてるよりは勝ってる方が気分的には良いと思うんですけど、
そこで浮かれてるようじゃ話になんないっていうのを、僕も記者会見でも言いましたし、多分(選手たちも)わかってると思うんで、
そういう感じではなくて、このバイウィーク前の残り2試合をどうやって自分たちのゲームをするかっていうところには結構集中してやってたかなっていう感じはしてます。
色々なラインナップを試しながら出した試合だったと思うが、成果はあったか
特にないです。
しょうがなくっていう状況なんで、1人1人がやっぱもっと自分の責任とか役割っていうのを、ずっと言ってますけど、本当に果たすんだっていうのを、
1回駄目でも、もうしょうがないけど次それが続いていくっていうのがこのチームの今の選手たちなんで、何回も何回も同じことを繰り返すっていう。
1回駄目で、これもうやってしまったと思ったら、それを次挽回してやろうとして、チームルールを守るのとかっていうのは当たり前だし、
それ以上にアグレッシブにやっていこうみたいなメンタリティになってないっていう選手が多すぎて、だから、もうそうせざるを得ないっていう。
実際もっと、大庭選手にあんだけスリーやられたんで、(喜多川)修平は頑張ってついてましたけど、なかなかこう、つききれないっていうときに、やっぱ出したい選手いますよ、正直。
でも出せないっていう。
だからもうそれをするしかないっていう状況なので、別にそれに対して何かこうやって見えてきたなみたいなものは、もう特になくて、
もうなんだかんだ、ジェフ(・ギブス)の安定感だけがすごい目立つっていう。
もう最後ジェフしかいないっていう感じに、やっぱ俺もなってしまうっていうところですかね、今のところはまだ。
長崎戦とは違う勝ち方とはいえ勝ち切れたことはポジティブに捉えているか、まだまだ課題があると捉えているか
これ難しいですよね、
前のチームにいたときとかはこんな勝ち方じゃもう全く、こんな勝ち方って言ったらちょっと語弊があるんですけど、(満足)できなかったですし、もうこんなんじゃ駄目だろうっていう、こんなバスケ見せちゃ駄目だろうっていう思いの方が強かったですけど、
今はもうやっぱり勝つっていうことも、本当に一つ重要なことだと思うんで、
本当そこから学んでいって、プラスにする幅をもっと出せるわけじゃないすか、試合に勝ってるわけだから。
負けてるとやっぱそっからもう1回戻してからもう1回プラスにしなきゃいけないけど、
一応今日勝ったわけだから、明日もう1回自分たちが本当に出し切れば、また可能性があるっていうところをしっかり思って、また準備してくれればいいかなっていうところは思っているので、そういう意味では多分ポジティブになってると思います。
分からないです、僕のこの雰囲気を見てもう全くポジティブじゃない感じにしてしまってるんで。
それはでも「どういうチームを作りたいか」っていうところだけなんで、正直。
僕はやっぱこのぐらいのあれじゃちょっと納得できないというか、っていうのがもうすごいやっぱ出ちゃうので、そこは本当に上げていきたい。
もっと良いバスケットを見せたいしもっと良いチームになりたいっていうのは、もう常に思ってます。
喜多川選手に求めるものは
修平は、身体的なところだけで、考え方とか、こういうバスケットをしなきゃいけないっていうのを遂行する能力っていうのはやっぱり一番あるに近い選手なんで、
うちのチームでは。あとはもう本当コンディション、最後までつききれるかとか、本人もちょっと、痛いところとかも出てきてるんで、そういう部分のところだったと思うんですけど、やっぱりやりきってくれると、
ジェフと一緒ですね、
修平とジェフ、やっぱり最後までやろうとしてくれる。
できないかもしれもう触れないかもしれないけど、そこまでいくかどうかっていう、
まずは、そのリバウンドルーズボールとかのポジションとか、そのやろうとするっていうのがやっぱりめちゃくちゃレベルが高いので、そこは信頼してますし、もちろん。
そういうのを他の選手がもう本当に学んだ方がいいっていう。
動けるわけだからもう絶対修平よりは。
それはやっぱりやれる選手たちになってほしいっていう思いがあるんで、修平はそういう意味ではもう本当にその力は抜群にありますね、あいつは。
そのやろう、やりきろうとする力っていうか。
今日も責任多分自分に向けてると思いますけど、大庭選手に3本やられた責任を。
やっぱり自分に責任向けられるっていうのが、次に繋がるっていうのはあると思います。
喜多川 修平 選手
勝ち切れたのは良かったが、ボールを大事に扱えなかった時間が多かったことは反省しなければいけない。
不安を減らして自信を持って試合に臨むことが大切。
試合総括
勝てたというところは良かったんですけど、ただ内容があんまり良くなくて、
後半も相手のプレッシャーに対して、自分たちは14くらいターンオーバーしたと思うんですけど、
そういうボールを大事に扱えなかった時間帯が多かったので、
そこは本当に、勝ち切れたのはよかったですけど、そこはやっぱり反省しなきゃいけないなっていうところです。
プレータイムが伸びてきている中で自分の役割は何だと捉えているか
最初はスタートじゃなかったですけど、
ただ何かを変えなきゃいけないっていうところで、ヘッドコーチがいろいろと考えた結果、最初に出していただいてるっていう部分があるので、
そこは自分の中でもちゃんと理解して、最初からしっかりと自分たちのリズムでできるようにエナジー出してやるっていうところが、スタートで出てくる役目だと思うので、そこは控えで出ても、そのスタートで出ても、変わらずやり続けなきゃいけないところだと思っているので、
そんないスタートだからってっていうところはあんまり自分の中ではないです。
スタートに起用されるようになってからチームの変化を感じる部分は
出だしのところのディフェンスの強度だったりとかっていうところが、多分最初課題だったと思うので、
そこでしっかり出だしに(相手に)いかれないように、ディフェンスをしっかり強度高く保てるように変えていくというか、そういうところもあったと思うし、
あとは本当に何て言うんすかね、何かを変えなきゃいけないっていうところで、いろいろとコーチ陣が考えて組んだスタートだと思うので、
そこは本当に先ほども言いましたけど、もう最初からエナジーを出してやるってところが変えていかないといけないところだと捉えていました。
その後若手の選手も交代で出てくる中で変化を感じる部分はあったか
出てきた選手全員が本当に120%じゃないですけど、そういう気持ちでやっていかないとB1っていうリーグは勝てないと思うので、
そういったところで、どんなに時間が短くても、自分の役割をしっかり果たすっていうところを、みんな意識してやっていかなきゃいけないと思いますし、
そういったところで、徐々にではありますけど、みんなが役割を果たして試合に入っていくっていうところが、今日に限ってはちょっとあんまりできなかったですけど、良くはなってきていると思います。
チームがこの後どう変化すればいいか
まずは本当に明日、
とりあえず連勝してバイウィークに入るっていうところを目標にまずやっていくのと、
このバイウィークの中でも、やっぱりゲームの中でオフェンスもディフェンスもミスが結構多く出ているので、遂行力だったりとか、そういったところを練習の中でやっていかないと、練習でやってることが試合に出ると思うので、
練習の強度も高くやって、バイウィーク明けしっかりと戦えるように準備していきたいなと思います。
ヘッドコーチからは厳しい言葉も多くあるが、何がチームに必要だと思うか
ゲームの中で狙いどころはどこなのかなとか、全員が共通認識で持つことも大事ですし、
ディフェンスの守り方もそうですし、そういったところをひとつひとつ課題を潰していって、自信を持ってゲームに臨むっていうところがすごく大事だと思います。
やっぱり不安がある中でゲームに臨むっていうのは違うと思うので、そこでいかに不安を減らしてゲームに臨んでいくってことが大事かなと思います。
ようやく1本3ポイントも出たが、不安はなかったか
そうですね、
別に不安は特になかったですし、今の役割もそうですし、空いたら積極的に打とうっていう気持ちはありましたけど、
それがただ入ってなかったっていうだけなので、あんまりそこは意識していなかったです。
チームの勝利に貢献するために必要なことは率先してやっていきたい。
ジェフの存在は心強く、自分もまだまだ負けちゃいけないという気持ちにさせてくれる。
ベテランと呼ばれる年齢で日本人シューターとしてやれている自負はあるか
試合に出させてもらってる以上は、チームの足を引っ張っちゃいけないっていうふうに思いますし、
どんなことでも、チームの勝利に貢献するっていう気持ちで常にやってるので、
シュートも含めてディフェンスもそうですし、リバウンド1本ルーズボール1本っていうのも、チームが勝つために必要なことだと思うので、
そこは率先してやっていきたいなっていうふうに思っています。
ギブス選手の存在もある中でそこに負けられないという思いはあるか
ヘッドコーチもよく言ってますけど、
ジェフが最年長のああいう選手が率先して、エナジー出してやってるっていうところを、自分たちでしっかり理解しなきゃいけないし、
僕も含め、若手の選手もそこにやっぱ負けちゃいけないと思うので、
そういうので相乗効果で、どんどんチームって良くなっていくと思うので、ああいうベテランの選手がいるっていうのは、すごく僕にとっても心強いですし、
僕もまだまだ負けちゃいけないなっていう気持ちにさせてくれるので、そういう中でやっぱいいチームだなと思います。
初めての連勝となったが、まだいけるという手応えか、課題だらけという印象か
まだまだやらなきゃいけないことはたくさんあると思いますし、
それも前にちょっとジェフが言ってたんですけど、2連勝するっていうのは大変なことなので、
明日横浜BCさんが多分もっとエナジーを出してやってくると思うので、そこに対して自分たちがファイトするっていうところがまだまだ足りない部分が多いので、
そういったところからしっかり戦って、
あとは内容のところだったりとか、オフェンスどういうふうにするのかっていうのがついてくると思うので、
まだそういう相手をがばって来る前に、自分たちからやっていかなきゃいけないっていうのを常にコーチから言われているので、
そういうエナジーを出すところっていうのを全員でやっていかなきゃなっていうのがあります。
ティム・ソアレス 選手
安齋HCのアジャスト力は素晴らしいが、選手がついていけていない部分がある。
厳しいスタンダードがあるのは良いこと。
安齋HCのもとで成長していく過程が必要。
試合総括
まずゲームプランの遂行が良かったとは思いますし、
特に前半、ボールも動いていて、そこでオープンのシュートも出た回数があったので、そういう意味では良かったと思います。
自身のパフォーマンスについて
早い段階で自分のシュートが何本か入ったので、そこで自分に自信がつきましたし、チームメイトの自信にもなったと思うので、
ここ最近オフェンス面で苦戦していた部分があったので、チームにプラスになれるような活躍ができたのはすごく良かったと思います。
水曜の試合で勝ったことで今日チームとして気持ちよく臨めたということはあったか
スポーツには勢いというものがあるので、その勢いを持ったまま今日の試合に良い勢いで臨めたというのはありました。
今日は水曜の試合とは違う勝ち方で、前半のリードを守った形になったが今日を勝ち切った意味は
長崎戦は、遂行力高く、強度も高くやれて勝てたと思いますが、
今日は前半はそれができてたんですが、
後半は特にそこが失速して、向こうにも簡単にやられてしまった場面があったので、明日も勝つにはその遂行力を40分間保ってやらないといけないと思います。
安齋HCのコーチングをどう感じているか
安齋HCはユニークなコーチだと思います。
本当に素晴らしいコーチですし、安齋HCがやりたいバスケの、特に修正力、アジャストメントがすごいので、
ただ選手全員がそこに追いついてないっていう部分があるので、
それを選手全員がこういうふうにアジャストするよってなったときに、みんながついていけるかっていう次のステップだと思うので、
それができれば安齋HCが思っているバスケにも対応できるんじゃないかなとは思います。
安齋HCの求めるレベルは高く練習から厳しい言葉も多いと思うが、ソアレス選手はそれをどう受け止めているか
個人的には全然そういう厳しいスタンダードがあるのは良いと思いますし、
言われて自分もやらなきゃなという意識を持ちながらやれるっていうのもあるので、本当に素晴らしいコーチだと思いますし、
個人的に攻撃されてるんではなく、チームの質を上げたいから厳しく言われてるっていうのはあるので、それを個人的に攻撃されたと勘違いしないでみんながそこに気づけば、もっといい方向に求めているようなバスケができるんじゃないかなと思います。
安齋HCは日本でも優勝してますし、ものすごい勝ってきているコーチなので、自分たちも勝ちたいんだったら安齋HCの言っていることをちゃんと表現できるようにしないと勝ち続けるのは難しくなりますし、
日本のリーグもどんどんどんどん毎年強くなってきているので、生き残るためにも、自分たちの成長っていうのが必要なので、安齋HCが言うことを踏まえた上で成長していくっていう過程が必要だと思っています。
ブラジル代表として大きな舞台でプレーされてきたと思うが、日本のバスケットをどうみているか
日本のバスケもすごく進化してレベルも高くなっていると思いますし、
今年アルファーズに来て1年目でもバスケのスタイルもすごい楽しくやってますし、
ブラジル代表に戻ったときにも日本代表と対戦するのが楽しみです。
アルファーズをどういうチームにしていきたいか
勝ちたい気持ちがすごい強いので、アルファーズで勝てるチームをつくり上げていきたいっていうのがありますし、
ファンの皆様も遠征でアウェーまで駆けつけてくれるので、アルファメイトの皆さんのためにも良いプレーをして勝ちを一緒に分かち合いたいです。
今アルファーズに足りていないのはどこだと思うか
ここ2試合は勝てましたけど、その2試合と他の試合を見返すと明らかに全然違うプレーなので、
良い流れもあれば、悪い流れもくるので、ただその中で自分たちは何をしないといけないのか、ディフェンスの遂行力、オフェンスの遂行力、リバウンドで止めるっていうやっぱそういう細かいところが遂行できないと勝ちにはつながらないかなと思っています。
やっぱり自信があるときは、そういうプレーはないんですけど、
やっぱり自信をなくしてるときのプレーになるとそういうミスが起こりやすく、ターンオーバーだったり、リバウンドを取らなかったりとかって、そういうマイナスの方向になっちゃうので、
それで引きずられてどんどんどんどん悪い方向にいってしまうので、自分たちはそうなったとしても、次のプレーは何かっていう切り替えがすごい大事だと思うので、それもできるようになれば、少しずつ良くなっていくかなと思います。