【試合レポート】第6節 GAME2 2024年11月3日(日) vs.サンロッカーズ渋谷〔HOME GAME〕
【試合レポート】
りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第6節 GAME2
2024年11月3日(日) vs.サンロッカーズ渋谷

- 節
- りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第6節 GAME1
- 日 時
- 2024年11月3日(日)
- 会 場
- 越谷市立総合体育館
- ホーム / アウェー
- ホームゲーム
試合結果
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
越谷 | 19 | 11 | 10 | 19 | 59 |
SR渋谷 | 22 | 17 | 24 | 19 | 82 |
ゲームハイライト
試合後コメント
安齋 竜三 ヘッドコーチ
試合総括
色々やりながらでしたけど、やっぱり遂行力の部分で渋谷さんの素晴らしさというか、そこが本当に際立った試合だったかなと思いますし、
そこまでたどり着くには本当にかなりの時間がかかると思うんですけど、
それを、より早く、そういう遂行力だったり、プレーの質と、あと戦う気持ちですかね。
そういう部分をもうちょっとしっかり全員で出しながらやり切るっていうところをやっていかないといけないというか、それもずっと分かってるんですけどなかなかそれが変わっていかない現状の中でいくと、やっぱり1人1人が意識を変えていくしか方法がないっていうところなんで、そこをやっていきたいなと思います。
そういう中でも、ジェフ(ギブス)は、怪我とかもありながら、そこも感じさせないようにずっと激しくプレーしてくれて、やっぱり彼がいる意味っていうのを周りの選手たち、僕も含めてですけど、もうちょっとしっかり感じないといけないっていうところが、すごい最近このチームに対してはめちゃくちゃ思うところなんで、
ジェフも最後のシーズンでかなり頑張ってくれてますけど、
やっぱりそれをしっかり僕もサポートしなきゃいけないし、周りの選手たちはそこに負けないようにやるのは当たり前なんで、もう44歳の選手がそれをやってて周りの選手はやれないっていう状況自体が、もう正直訳わかんないっていうところなんで、
まだまだ試合は続きますし、バイウィークまであと3試合あるので、ちょっとでも良くなれるようにやっていきたいなと思います。
昨日のエナジーレベルの高かった選手をスタートに起用した印象だが試合の入りは良かったものの継続できないのはベンチメンバーが試合にどれだけ入り込んでいけるかがポイントになるか
全く言われてる通りですし、
やっぱり他の選手たちの底上げとか成長なしには、このチームって良くなっていくはずがないんですけど、
その選手たちの準備が、本当にもうレベルが低いっていう、
ここで言う話じゃないかもしれないですけど、ジェフとかがやっぱり休まなきゃいけないっていうのはもちろん怪我の状況とかもあるし、なんですけど、
他の選手たちも同じように休んでたりとか、プレータイムがそんなにない選手とかも練習しないとかっていう状況のこのチームなんで、そうなるはずがない、っていうところは僕は思ってます、今正直。
でも、もうそれを変えるしかないしですし、準備がマジで足りないっていうところですね、
そうしないともう試合にも入っていけるはずがないですし、僕がいろいろやる戦術とかも、理解できているか、しっかりクリアになってるかどうかとかっていうところも、すごいギャップをずっと感じてるんで、そこは僕が変えなきゃいけないところかもしれないですね、正直。っていうところですかね。
そういうのを見ていれば、ベンチでも見てればやっぱり「今こうだからこうだよな」とか、「ここにアドバンテージがあってここ使うよな」とか、「ディフェンスもうちょっとこうしなきゃいけないよな」とかっていうのを感じながら、それも準備じゃないですか。それで試合に入っていくと。
そういう作業をしてるのかっていうのを、僕はいつも疑問にずっと思ってますし、問いただしてはいます、正直。
でも変わってこないっていう状況の中では、もうどうしたらいいかわかんないっていう状況にもなってっていうところですかね。
昨チームのスローガンでも「アグレッシブ」を掲げる中である程度がむしゃらさも大切さになってくると思うが、そのあたりの意識づけについて
バランスがすごい大事かなと思っていて、もちろんトランジションとかこうなっているときのターンオーバーなど、渋谷のディフェンスがやっぱ素晴らしいっていうのが一つあるんですけど、今日の試合前に僕らがこうしようって言って準備した動きも、
遮られている部分ももちろんあるんですけど、それをやろうとしてないとかっていうのも多かったですし、今言われたように、もうがむしゃらにやろうっていうのも、本当に一つの戦術としてあるのかなって僕も悩んではいるんですけど、がむしゃらにやったところで多分僕の中では何も見いだせないんじゃないかなっていう。
やっぱり、いろいろあるわけじゃないすか、スペーシングとか狙いどころとかっていうところ、そこの1個1個でがむしゃらさを出してほしいっていう。
ただ、がむしゃらにやるだけってなってしまうっていうと、今十分弱いんですけど、弱いチームにただこうなりさがっていくだけというか、になってしまうのかなって僕の中で今思ってるんで、もちろんそのアグレッシブさみたいなのが出てないから、僕の関わり方とかも変えたりとかもしてますけど、結局変えても一緒なんですよ、正直。
だから遂行力とか、やりきる力とか、そのアグレッシブさを僕は出してほしい。
そういうアグレッシブであって、自分がなんか気持ちよくバスケットしたいっていうアグレッシブさっていうのは、もちろん必要なんですけど、
チームルールがあってのものだと思うんで、まずはそこをちゃんとできるようにならないといけないんじゃないかなってまだ思ってるんですけど、これは本当にわからないです。
僕ももう悩んでるというか、そっち側に振り切っちゃってもいいなと思ってますし、もうここまでなかなか変わってこないんで、っていうのは考えてはいますけど、はい。
ジェフ・ギブス 選手
試合総括
前半は結構やれたなっていう印象だったんですけど、
それでも前半は9点差あったんですが、向こうのエナジーが結構上がってきて、オフェンスの遂行力が下がり、ディフェンスでもやれなかったっていうのが続いて、全然別のチームのような感じでした。
自分の役割は果たせたと思うか
はいと言いたいですが、いいえです。
というのも、自分が頑張ってもチームを勝たせられなかったっていうのがあるので、自分の役割は果たしきれなかったと感じています。
試合後の選手にも伝えたんですけど、やっぱりチーム12人全員がエナジーを出してやっていかないと、試合も勝てないので、そこをどうやっていくか考えないといけないと思いました。
安齋HCからも「44歳の選手の選手があれだけ頑張っているのだから他の選手たちは学んでいかなければ」という話があったがその点はどう感じているかか
他の44歳と比べたらエナジーがあると思っていますし、竜三さんも試合後言っていてたのが、自分(ジェフ)のエナジーと同様のエナジーを若い選手たちが出さなきゃいけないと。
やっぱりそれをできれば、シーズンも違う方向にいくと思いますし、やっぱエナジーをどうもっていくかっていうのがこれから考えていかないところだと思います。
(古巣との対戦でもあったが、その点については)やっぱり知っている顔を見ると嬉しいっていう気持ちはありますが、でも、ただ(他の試合と同じ)1試合だと捉えている部分もありますし、でもやっぱり昔一緒に戦ってきたチームメイトと会うのは本当に嬉しいことです。
試合前は話したり、いろんな冗談言い合ったりとかっていうのはしますけど、試合が始まったらもう戦いで、お互い敵だという意識で臨んでいます。
チームをどう変えていきたいか
皆うちの若い選手たちが自分を信じるっていうことをまず一つしないといけないと思いますし、ポテンシャルはすごい高い選手たちなので、自分を信じてやれば、もっと良いプレーができると思っているので、今は1勝10敗という成績ですけど、ポテンシャルとしてはそれ以上に良い成績を残せるチームだと思っていますし、若い選手たちがもっと自分に自信を持ってプレーしてもらいたいなと思います。
そしたら本当に良い方向にチームもいくと思うで、そこを信じてやっていってほしいです。
橋本竜馬 選手
試合総括
試合の入りのところで、まずディフェンスをというところだったので、入りのところは良かったんですけど、
自分たちの課題として1試合を通じてディフェンスだったりオフェンスを遂行していくっていうところができていないので、
相手の完成度もそうですし、相手の強さっていうところとリンクしてしまって、
オフェンスもディフェンスも自分たちから崩れてしまったっていう部分も大きかったと思うので、そういったところも含めて、これはもう毎試合毎回の課題になっているので、どこかで自分たちがそれを打開していかないといけないし、チームとしてクリアしていかないとと思いました。
スタートとして試合に入る際に意識していること
ディフェンスから入らなければいけないなと思っていて、
それは渋谷さんの昨日の試合を始まりからみていて、すごいプレッシャーというか、激しいというよりはしっかりと守ってくる、自分たちのやりたいことをやらせないようなディフェンスをしっかりしていたので、
それ以上に僕たちは下位のチームなので、エナジーレベルで高く、そして求められているものをしっかりとやらないといけないなっていうところで入っていきました。
自身の今日のプレータイムについて
それは自分が何か足りなかった部分があったからこそのこのプレータイムだったと思いますし、
それは自分自身に問いただしてそれを見つめ直さないといけない部分があると思うんですけど、
やはり出たときにしっかりエナジーをあげてやっていくこと、そういったことっていうのを求められていると思うのでまだまだ足りないと思いますし、
自分のできることを最大限しっかりとやっていかなければいけないなと思っています。
安齋HCから求められていることに対してどれだけ応えられているか
ベテランだと思ってたんですけど若手みたいな感じですね、今の自分の気持ちとしては。
もちろん自分がしてきた経験っていうのはある程度伝えていかなくちゃいけないんですけど、
竜三さんからも自分がまだ成長していく姿で、みんなを巻き込んで欲しいっていうことを言われてますし、
自分がこう変わっていくことで、周りにもそういう変化を与えてほしいと言われてます。
最初、自分が来たときにはいろんなことを伝えて言って周りが成長していくもんなのかなというふうに思ってたんですけど、
やっぱそういうわけではなくて「お前自身が成長して、チームにも貢献して、いろんなことでうまくなったりとかそういったことでさらにステップアップしてほしい」っていうのは何かそういうふうな話というか、
そういうふうに感じさせられることが僕は多いので、もちろん年齢としてはベテランでいつ終わってもおかしくない状況なんですけどまだまだ若手のような接し方をしてもらえるので僕としては嬉しいです。
自分自身のモチベーションについて
もちろん毎試合勝つことはどのチームでも目指しているわけですし、そういったことは変わらないですけど、
コーチだったりとかチームが求めていることをどれだけ自分が出せるか、それが選手の価値になってくると思うし、ずっとやっていきたいんだったらそういうものを見せ続けていかないといけないじゃないですか。
残したいとか、この選手と一緒にやりたいとかそういうふうに思ってもらえるような歩みをしていかないといけないし、それはどこのチームに行っても変わらないかなと思います。
自分ができることっていうのは毎日一生懸命プレーしたりとか、求められてることができてないかもしれないですけど、
それができるようにしていくっていうことが自分の強みかなというふうに思っているので、自分自身もつらいなと思ったりとかもう少しこうしたいなっていうのはあるけど、それをぐっとこらえてというか、そういう時期でもあると思うので、そういう経験をしてきたので、また明日頑張っていくだけかなというふうに思います。
Bリーマンの存在など特殊な背景を持つ越谷アルファーズについて
まだまだいろんなことが整ってないって、言い方はあれですけど、発展途上のチームだと思っています。
ただヒロ(飯田)だったりタム(田村)だったりっていうのは、これまでの越谷を支えてきた者でもあるし、
ただそれが良いものが悪いとかっていうのは本人たちがやっぱまだまだ強くしていきたいっていう気持ちもあると思うし、
そこは変わってきてるのかなって僕はもう短い時間しか一緒に彼らと過ごしないですけど、そういう姿勢っていうのはすごい見られますけど、
ただ勝つとか、やっぱ勝負するっていうときにはそれだけでは足りない部分もあるし、それぞれがやっぱりもっと成長しなきゃいけないし、
自分たちもどういったチームにしていくのかを全員で考えていかないといけないチームなのかなと思っているので、彼らのやってきたこととか、そういったものにはリスペクトはしていますけれど、まだまだアルファーズとして積み上げていかないといけない部分というのは大きくあるのかなと思います。
Bリーグの中でアルファーズをどのようなチームにしていきたいか
今日みたいなこのような試合をして、たくさんのファンの方が最後に自分たちを送り出してくれるわけですよ、「LET'S GO ALPHAS」って。
それってなかなかないことですし、自分たちがそれに甘えてはいけないなっていうのはいつも思います。
これだけのファンの方がいて、それに対して今日みたいな試合をしてそのままでは終われないっていうのは思っています。
一番最初に前提として。
アルファーズとしてどういうふうにしていくかといったら、やっぱり特長ですよね。
どういうチームか、今でいったらどういう特長とか全然わからないようなチームになってしまってるんじゃないかなと僕自身思ってます。
ただその特長をどういうふうに作っていくかって言ったらもう全員で自分たちの色というのも出していくしかないと思うんですよね。
それが何なのかというのを模索し続けている状態だと思っているので、このシーズン中に自分たちのバスケットっていうのだったりとか自分たちのカラーっていうのをしっかりファンの皆さんにも感じてもらえるようなチームにしていくことがまず第一歩かなっていうふうに思ってるので、
そこからチームとしてどういうふうにしていくか、どういうふうな歩みをしていくかっていうのを考えていかなければいけないのかなと思っています。
アルファメイトへのメッセージ
いつも僕たちの後押しをありがとうございます。
皆さんの声援をもらってるんですけど、まだまだ自分たちが結果として恩返しできてないなと思っているので、これからまだまだ毎日の練習そして試合を積み重ねていきながら、皆さんと一緒に戦っていけたら良いなと思ってますので、応援のほどよろしくお願いします。