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コンプライアンス事案に関する制裁について

このたび、弊クラブ内において、コンプライアンス違反と認定すべき事案が発生し、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ (B.LEAGUE)より制裁を受けることとなりましたので、ご報告いたします。
今回の件により、日頃より応援、ご支援をいただいているファンの皆様、パートナー企業の皆様、地域の皆様、リーグや弊クラブに関わるすべての皆様に多大なご心配とご迷惑をお掛けし、信頼を損ねる形となりましたこと、心よりお詫び申し上げます。
このたびの制裁を弊クラブとして厳粛に受け止め、再発防止に努めてまいります。

 

概要

内容・経緯

本事案は弊クラブ所属の安齋竜三ヘッドコーチ(以下、安齋HC)による不適切な言動等による選手へのパワーハラスメント事案です。
2025年2月下旬にB.LEAGUE通報窓口に対し、通報があり、B.LEAGUEコンプライアンス事務局による調査が開始されました。
調査の結果、同年7月22日、B.LEAGUEにて制裁が決定し、弊クラブにて通知を受領いたしました。

弊クラブといたしましては、2024-25シーズン途中に心身の不調を申し出た選手がいたことから、2025年2月、 チーム運営幹部にて協議を行い、安齋HCへ厳重注意を行うとともに、安齋HCより選手・チームスタッフに対し、謝罪と今後の指揮について説明を行いました。
また、同年2月から3月にかけて弊クラブ・チーム運営幹部より選手複数名に対してヒアリングを実施し、状況把握を行った上で安齋HCとの面談を実施しました。
その結果、弊クラブとして安齋HCの行動・言動を引き続き注視し、必要に応じて注意等を行っていくこととしておりました。
また、B.LEAGUEコンプライアンス事務局からの調査依頼に基づき、コンプライアンス担当によるヒアリングの実施、報告書の提出、その他調査に応じてまいりました。
同年7月22日に制裁決定の通知を受領した後、弊クラブ内での処分についても協議・決定いたしました。

B.LEAGUEよる制裁内容


1.安齋竜三ヘッドコーチ :けん責およびバスケットボール関連活動の全部の停止・禁止3ヶ月間
※制裁決定の翌日(2025年7月23日)から2025年10月22日まで

2.越谷アルファーズ :けん責および制裁金200万円


B.LEAGUEよる制裁内容の詳細はこちらをご参照ください>

 

株式会社アルファーズにおける処分内容

弊クラブでは、今回の制裁を真摯に受け止め、社会的責任を明確にするため、以下の処分を決定いたしました。

1. 安齋竜三ヘッドコーチ:月額報酬額100%の返上(3ヶ月間)

2. 上原和人代表取締役社長:月額報酬額30%の返上(3ヶ月間)
 

なお、チーム編成担当者は制裁決定時点で退任しており、処分対象からは除外しております。
また、安齋竜三氏とは2025-26SEASONの契約継続を発表しておりましたが、ヘッドコーチ職への復帰有無については、3ヶ月後に判断いたします。
(本制裁決定を受けての当面のコーチングスタッフ体制につきましては、協議の上、後日発表いたします)

 

再発防止策


1. 定期的・継続的なコンプライアンス教育の実施

(1)コーチ、スタッフ、選手その他クラブ関係者に対し、可及的速やかにコンプライアンス研修を実施するとともに、その後定期的・継続的にコンプライアンス研修等を実施

(2)コーチ陣を中心に、個別研修(アンガーマネジメントなど)を実施
 

2. ハラスメント事案の発生を防止するための体制の整備

(1)選手やチームの状況について適時にコーチやクラブ幹部が把握できるような組織・連絡体制を整備

(2)日頃から選手とコミュニケーションをとり、選手の安心・安全な競技環境を確保することを職務とする役職(いわゆる「ウェルフェアオフィサー」職)の設置
 

3. 定期的な面談実施によるコミュニケーションの促進

(1) チーム運営幹部による選手、スタッフとの個別面談(年3回)の定期実施

(2) クラブ幹部によるヘッドコーチとの個別面談(年3回)の定期実施
 

4. リスクマネジメント対応マニュアル作成

 

5. 顧問弁護士による再発防止策の実施状況の確認

 

代表取締役社長 上原和人コメント

このたび、コンプライアンス事案に関する制裁を受け、皆様にこのようなご報告をしなければならない事態となり、弊クラブを応援してくださるファンの皆様やパートナー企業、地域の皆様、そして、B.LEAGUEやJBAひいてはバスケットボールに関わる全ての皆様に、多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことに深くお詫び申し上げます。また、本件により被害を受けられた方に、心からお詫び申し上げます。

弊クラブの監督不行き届きにより、本件の発生を防ぐことができなかったことを重く受け止め、再発防止と信頼回復に努めてまいります。